城ヶ崎 浮山橋


2024年1月30日(火)
まっさん、スラ婆さんと城ヶ崎の浮山橋エリアに行ってきました。

前日はシーサイドに行っていて、そのまま城ヶ崎で1泊したので、この日は朝起きてすぐ岩場へ。
岩場に着いたのは7時40分で、太陽はもう大分昇っていましたが、海の上に浮かぶ朝日がとても綺麗でした。



僕は浮山橋に来るのは初めてですが、浮山橋には5.10dの「ゲルニカ」という人気ルートがあり、ずっと行ってみたいと思っていました。
このエリアには「スコーピオン」(5.12b)とか「タランチュラ」(5.12d)などの高難度の有名なルートがありますが、5.10台のルートは「ゲルニカ」の他にはPDが付いている「トラベルチャンス」(5.10c)しかありません。

僕にはアップで登れるようなルートもないので、しょっぱなから「ゲルニカ」にオンサイトトライをすることにしました。
のっぺりした白い面の左にあるクラックが「ゲルニカ」で、トポによると出だしの5mが核心のようですが、上部も被っていて難しそうです。

慎重にカムをセットしながら登り始めましたが、出だしのシンハンドの部分でまったくジャミングができず。
ハングドッグしながら色々とジャミングを試しましたが、どうにもならなくて、核心を抜けることすらできずに敗退しました。



まっさんは既に「ゲルニカ」を登っているそうで、「トラベルチャンス」にオンサイトトライしてました。
PDが付いているだけあって、やっぱりプロテクションを取るのが難しいみたいで、かなり長時間悩みながら登ってましたが、諦めて一か所だけボルトを使って登ってました。



スラ婆さんも16年前に「ゲルニカ」を登っているそうですが、久しぶりで大分忘れているみたいで、やっぱり僕と同じところでジャミングが効かずに敗退してました。

この綺麗な細いクラックの部分が、ジャミングがどうやっても効かなくて、難しいところです。
僕は2回目のトライでも同じところでハングドッグして、手の形を色々変えながら、どうにか止まるところがないか探っていたら、たまたま不意に右手がクラックに挟まって動かなくなり、このクラックで有効なジャムを発見することができました。

このクラックの細さからして、おそらくサムカム~シンハンドが有効なはずと思ってましたが、実際に使うことになったジャムは自分にとってはかなり意外な形のもので、偶然決まったときはとても驚きました。
ジャミングは本当に奥が深いというか、逆に浅いというか、おもしろいものだなと思いました。

とりあえずそんなわけで2回目のトライでは何とかトップアウトは成功。
上部の豪快なハング越えも、その後のフィンガーもなかなかに厳しくて、充実感のあるルートです。



まっさんも「ゲルニカ」を再登してましたが、力強いジャミングで、僕とスラ婆さんが苦戦しているところをあっさり突破してました。

結局僕は3回目のトライでも核心を越えられず、また色々ムーブを試しているうちに疲れ果ててしまい、手の痛みと疲労で体を上げることができなくなり、最終的に核心だけエイドで登ってトップアウトして、この日は終了となりました。

5.10dのクラックでこんなにコテンパンにされるとは思ってなかったので、悔しい気持ちで胸がいっぱいです。

今回の1泊2日の城ヶ崎では、1日目の目標だった「ホワイトシャーク」も、2日目の目標だった「ゲルニカ」も登れず、大分打ちのめされた感じですが、どっちももう1日あればきっとやれると思うので、近いうちに必ずやり返したいと思っています。

ちなみにまっさんは最後に「ゲルニカ」の隣の「ストップ・ザ・トマホーク」(5.11a)を登ってましたが、あまり登られてないクラックみたいで、ザラザラしていて登りづらかったと言いながらもオンサイトしてました。


【今日の成果】
ゲルニカ5.10d敗退
ゲルニカ5.10dトップアウト(テン山)
ゲルニカ5.10dトップアウト(テン山)
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