某岩場


2023年12月21日(木)
昨日に引き続き、山梨のとある岩場に行ってきました。

この日は昨日とは違うエリアへ。
ちょっと怖い渡渉をこなして急登を少し登ると、綺麗なクラックがたくさんある岩場に到着。

看板ルートの5.11cのクラックと5.12bのクラックの他に、5.10台でも面白そうなクラックが所狭しと並んでいます。
まずはこのエリアで一番易しい5.10bのクラックにトライしてみることにしました。

5.10bぐらいだったら頑張ってオンサイトしたいところなので、自分としては結構頑張りましたが、核心を越えたと思ったあたりで滑ってフォール。
不意なフォールで一時的に左腿の筋肉が痛くなってしまったので、そのまま敗退しました。

2トライ目では大事なところでジャミングが上手く効かなくて、次の手が出せなくなってしまい、ビビッてテンション。
ハングドッグしてクラックをひとしきり触り、しっかりジャミングできるところを見つけて手順を決め、次のトライでレッドポイントできました。
スタートしてすぐのところが核心なのでカムセットが怖いですが、的確なジャミングが求められる好ルートです。
もうちょっと長さがあったら最高なんですけどね。



これがこのエリアの看板ルートの1つの「コブラ」(5.11c)。
見た目がすごくかっこよくて、とても登攀意欲をそそられます。

僕はまだ5.11台のクラックには触ったことすらありませんが、このクラックにはとても惹かれるものがあるので、頑張ってこのクラックを登れるようになりたいと思いました。

このエリアには他にも5.10cが2つと5.10dが1つあるので、もう1本ぐらい何か登りたいところでしたが、この日は北風が強く吹き付けていてとても寒く、僕はもうビレイジャケットを着ていても全身の震えが止まらないほどに身体が冷え切ってしまいました。

このエリアは午前中しか日が当たらないので、一旦撤収して別のエリアに移動することに。
すごく良いエリアなのですが、昨日行ったエリアよりは寒くて、冬はちょっと登れなそうなのが残念です。



別のエリアに移動するために一旦道路に戻って歩いていたら、小さなイノシシが歩いてました。
僕らから逃げようとしていて、写真の岩を登ろうとしてましたが登れず、しばらく困ってましたが、やがて左側から回り込めることに気が付いて逃げていきました。
初めて野生のイノシシを目撃できて感激です。



次に行ったエリアは、3つのクラックがそれぞれ離れた場所にあるので、とりあえず一番奥にあるこのエリアの看板ルートを見学に行きました。

くの字のクラックですが、右上する部分が真っすぐ長く続いて、美しいです。
グレードが5.12bなので、さすがに今の僕にはちょっと無理ですが、将来的にいつかはやってみたいなという感じです。



見学を終えてからエリアの入口付近まで戻ってきて、5.10dのフィンガークラックを登ることにしました。

思えばフィンガージャムってちゃんと練習したことがなかったのですが、フィンガーサイズのクラックはこれまで何本も登ってきたし、城ヶ崎でフィンガーの5.10dも登ったこともあるので、まぁなんとかなるだろうと思って離陸してみましたが、フィンガージャムで体を上げるのが怖くて、離陸とほぼ同時にテンション。

いつもどおりハングドッグしてクラックの中をひとしきり触ってみましたが、どうにも上手くジャムを効かせることができず。
このクラックはオフセットしているので、右手は逆手、左手は順手になりますが、体の前での順手のフィンガージャムがどうしても効かせられません。
パートナーからアドバイスをもらってなんとかコツを掴み、とりあえずトップアウトすることはできました。

今日中にレッドポイントすることは諦めてフィンガーの練習に徹することにして、次はトップロープでトライ。
下部はジャミングがしっかり効いて結構すんなり登れましたが、途中からフットジャムが難しくなり、テンションを掛けながら何度も練習。
フットジャムもかなり痛いですが、色々試しているうちにフットジャムも効いている感覚を掴むことができました。

色々とジャミングを試しているときは痛くて仕方がありませんでしたが、ちゃんと効くようになってくると、痛みが気にならなくなるから不思議です。
夕方にはこのエリアも日陰になってしまい、かなり寒くなってしまったので、この日はこれで終了。

このクラックは8mぐらいの短いクラックですが、フィンガーサイズが長く続き、フィンガーの練習には最適です。
順手のフィンガーは今までよく分からないでやってましたが、なんとなくコツが掴めてきたので、ピート・ウィタカーのクラッククライミングの本を読んで勉強して、また今度このクラックを登りに来たいと思います。

今日はフィンガージャムを何度もやったので、終わってみたら指が傷だらけ。
それでもやっぱり、花崗岩のクラックでジャムを決める喜びというのは、他では味わえないものがあります。


【今日の成果】
パスファインダー5.10b敗退
パスファインダー5.10bトップアウト(1テン)
パスファインダー5.10bRP
走れメゴス5.10dトップアウト(テン山)
走れメゴス(TR)5.10dトップアウト(テン山)
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