小川山34


2023年10月17日(火)
10月の小川山合宿の2日目。
この時期の小川山の朝は寒く、朝になっても誰も寝袋から出る気配がないので、誰か起きだすまでずっとヌクヌクしていようと思い、寝袋の中で何もせず、ただただ無為に時を過ごしました。
7時過ぎになってようやくみんなが起き上がり始めたので、それからお湯を沸かしてご飯を食べて、食後のコーヒーもゆっくり楽しんでまったりしてからテントを畳んで、10時頃にキャンプ場を出発。

いとしゅーさんが「カサブランカ」のレッドポイント目前の状態なので、この日は妹岩へ。
妹岩に行く途中でリバーサイドに寄ってアップしていこうかと思い、いつもより手前の渡渉ポイントから渡渉してリバーサイドに行きました。
初めてリバーサイドに行きましたが、スラブが全体的に湿っぽい感じだったので、今回は見学のみでスルー。
1階にあたる部分はスラブで、2階は垂壁で11b~cのルートが3本あり、しっかり乾いていれば楽しめそうなエリアでした。

妹岩に着いてからは、まずは「カサブランカ」でアップ。
湿っていることが多い出だしの部分までパリパリに乾いていて、最高のコンディションでした。
いつもハンドジャムが効かせづらい下部の部分でもしっかりジャムが効いて、もちろんその上の部分はバッチバチにジャムが効いて、とにかくジャミングが気持ち良くて幸せな気分で登れました。



次は、今までトライしてなかったマラ岩の「ホリデー」(5.10a)にトライしてみることにしました。

このルートは81年に吉川・室井ペアによって初登された小川山3大クラシックの1つで、いつかトライしたいという思いはずっとありました。
5.10aという手頃なグレードでありながら、これまでトライせずにいた理由は、プロテクションの取りづらさです。
出だしの数メートルは階段状ですが、そこからグルーブを右上し、その上に見えている大きなフレークまで辿り着けば、やっとカムをしっかり極められそうな感じ。
右上していくところに、初登時はなかったというボルトが1本打ってありますが、そのボルトもかなり高い位置で、そこまでも怖そうです。

登り始めてみて、やっぱりボルトのところまでノープロで登るのも怖かったので、手前でスモールカムをセットしましたが、片効きで全然信頼できる感じではなく、ボルトのところに到着してクリップできたときは、心底ホッとしました。
上部のフレークは気持ちよく登れてオンサイト。

登ってみれば楽しいルートでしたが、やっぱり序盤が怖いので、何回も登りたいようなルートではないです。



そして次は去年からの宿題になっている「JECCルート」に、今年初めてのトライ。

1ピン目から2ピン目までの部分で、前にやったときは直上できずに右から迂回してましたが、迂回するとボルトから離れ過ぎて危ないので、今日はちゃんと直上で登ってみることにしました。
しかし何度試しても登れず、ボルトの位置が足元ぐらいの状態で何度もフォール。
どうしてもできないので諦めて敗退し、スラ婆さんに選手交代。

前にスラ婆さんに登ってもらったときは、スラ婆さんがあまりにもあっさり登って大変に驚かされたものでしたが、今回は僕が登れなかったところでスラ婆さんもフォールしたので、やっぱりあそこは難しいんだなと思ってちょっと心が慰められました。
しかしスラ婆さんは1テンした後はすぐその部分を突破して、その後もサクサク登ってトップアウト。やっぱり上手いです。

結局トップロープをセットしてもらって、僕はトップロープで練習することにしました。
1ピン目から2ピン目の部分はスラ婆さんのムーブを参考にして何通りかやり方を試し、何とか登れるムーブを発見。
2ピン目から上の部分も疲れて2回ぐらいテンションをかけながら登りましたが、登り方に悩むことはなく、わりとスイスイ登れました。
去年は2ピン目の部分はトップロープでも直上できなかったし、その後の部分ももっと苦労していた気がするので、若干は成長しているような気がします。
次からはちゃんと自力でトップアウトはできそうなので、次回こそレッドポイント目指して頑張りたいです。



いとしゅーさんは一日中「カサブランカ」へのトライを続けていましたが、惜しくもレッドポイントならず。
本当にあと一歩というところまで来ているので、次こそはきっと登れそうな感じです。

朝はちょっと寒いですが、今の時期は岩もよく乾いていて、小川山で登るには最適な時期なので、シーズンが終わるまでにもう何度か来たいところです。


【今日の成果】
カサブランカ5.10b再登
ホリデー5.10aOS
JECCルート5.10d敗退
JECCルート(TR)5.10dトップアウト(テン山)
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