小川山33
当初の予定では、この日は錫杖岳に行くつもりでしたが、色々あって1泊2日で小川山合宿に行ってきました。
今回のメンバーはいとしゅーさんとTK2とスラ婆さんとHSGで、今年初めての妹岩・マラ岩エリアです。
とりあえずHSGにたくさんのルートを登ってもらおうと思い、まず最初は「川上小唄」（5.7）にマスターでトライしてもらい、これはあっさりオンサイト。
次に「愛情物語」（5.8）をトップロープでトライしてもらったらノーテンで登ったので、5.9の「屋根の上のタジヤン」にトライしてもらうことにしました。
「屋根の上のタジヤン」はずっと5.9だと思ってましたが、小川山本では5.10aになっていて、これが5.10aだったら「ソラマメ」とか「小川山物語」はどうなるんだと思って見てみたら、その2つも軒並み5.10aに上がってました。
まぁグレードアップには納得できる気もするのですが、ずっと5.9の人気ルートとして認知されていたルートなので、なんだかややこしい感じがします。
とりあえずまず僕が「屋根の上のタジヤン」を登ってヌンチャクを掛けることにしましたが、ルート取りを間違ってしまったみたいで身動きがとれなくなり、2度ほどテンションをかける。
正しいラインに戻れてからはノーテンで登れましたが、やっぱりなかなかスラヴィーで怖いルートで、微妙なスタンスにフリクションで立つ感覚を養うにはすごく良いルートだと思います。
僕が結構苦労して登ってしまったので、HSGにリードでトライさせづらくなってしまい、トップロープで登ってもらいました。
核心で少しテンションをかけながらも頑張って登ってましたが、やっぱりスラブはまだ楽しくはない様子でした。
僕は最初のトライでテンションをかけてしまったのが悔しかったので、もう1回登り直して再レッドポイント。
HSGにトライしてもらうのにちょうどいい5.10aぐらいのルートを探して姉岩に移動。
この日は小川山のトポを持ってきてなかったので、ROCK TOPOというサイトでルートの情報を調べたところ、「うさぎと踊る女」という5.10aに☆が付いてたので、それを登ってみることにしました。
スタートからカンテを適当に登っていくと地面に足が着いてしまいそうになり、途中から右に出てトップアウト。
一応オンサイトできましたが、わざわざ右に出て登りづらいところを登るようなルートで、かなり無理矢理な感じがします。
このルートはHSGもリードでトライし、フラッシュでグレード更新。
次に「大きな松の木のしたで」（5.10a）にトライ。
5.10aのフェイスなら余裕だろうと思って適当に登り始めましたが、出だしが意外と難しくてちょっと焦りました。
出だしを越えた後は気持ちよく登れてオンサイト。
HSGも果敢にリードでトライし、出だしの部分がやはり難しそうでしたが、何度か地上までのクライムダウンを繰り返した末に、ノーテンのまま突破に成功。
その後も粘りのクライミングで頑張ってましたが、途中で落ちてしまい、結局2テンでトップアウト。
簡単には諦めない気持ちを感じる良いトライでした。
この日は僕は5.10aを3本登っただけですが、翌日もあるのでこれで終了。
日帰り組のTK2とHSGを見送って、夜は3人で焚き火を囲んで過ごしました。
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【今日の成果】 |
| 屋根の上のタジヤン | 5.10a | トップアウト（2テン） |
| 屋根の上のタジヤン | 5.10a | 再登 |
| うさぎと踊る女 | 5.10a | MOS |
| 大きな松の木のしたで | 5.10a | MOS |
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