小川山32


2023年10月10日(火)
MATSUとスラ婆さんと小川山に行ってきました。

今年は小川山のクラックをあまり登れてなかったので、何かクラックを登りたいなと思っていましたが、当日の未明に結構雨が降ったみたいで、スラ婆さんとの待ち合わせ場所に着いたときには道路はビショビショの状態でした。

小川山でもしっかり雨が降ったみたいだったので、行ってみても濡れてて登れないかもしれず、どうする?という感じになりましたが、どこかしら乾きのいい岩を探せば登れるところはあるだろうということで、とりあえず現地まで行ってみることにしました。

9時過ぎに廻り目平に着いてMATSUと合流しましたが、駐車場から見える岩はどれも黒く濡れていて、屋根岩にもどんよりした雲がかかっていました。
駐車場の中にも川ができているほどで、この時点ではわりと絶望的な気持ちになってましたが、この後の時間は晴れる予報になっていたので、とりあえず高い位置にある岩場なら乾きも早いだろうと、屋根岩の4峰か5峰に行ってみることにしました。

しかし4峰に到着して有名な「ノイズイノ」を見てみると、上部は乾いてそうなものの、取り付きから中間部まではビショビショ。
とても登れそうな状態ではないので、さらに上にある5峰まで行ってみることにしました。



フィックスが張り巡らされた怖いアプローチを越えて、5峰の最も高い場所にあるガメラ岩に到着。

ここに来るまでに見てきた岩はどれも下部がビショビショに濡れてましたが、この岩だけは嘘みたいにパリパリに乾いてました。
天気予報の通りに晴れてきて、なんとか登ることができそうで、ホッと一安心。
他にも数パーティのクライマー達が、僕らと同じように乾いた岩を求めてここに来てました。



ただし問題が1つあり、このエリアは高難度のルートばかりで、5.10台のルートが「ギャオス」(5.10b)の1つしかありません。
とりあえず皆で「ギャオス」を登り、さてどうしようかという感じでしたが、MATSUが「小川山庭園」(5.11d)をやるというので、僕とスラ婆さんも「小川山庭園」をやることにしました。

正直言ってやれる気はしませんでしたが、このエリアでは「ギャオス」の次にグレードが低いルートが「小川山庭園」なので、他に選択肢もないのです。

僕の最初のトライは、テン山でしたが、一応ムーブはバラせてトップアウトはできました。
しかし1回のトライで指がかなり痛くなり、これは下からつなげるのは相当厳しいだろうなという感じでした。



そしてMATSUは2トライ目でサクっとレッドポイント。
しばらく肩を故障していて、最近ようやく復帰してきたみたいですが、相変わらず強いです。

もう回収してもらって終わりにしようかとも思いましたが、どうせ他にトライできるルートもないので、トレーニングのつもりでもう1回トライしてみることにしました。

そしたら2回目のトライでは、自分でも驚くほどにスムーズにムーブがつながり、気が付いたら最後のヌンチャクにクリップしてレストしている自分がいました。
しかしその後のシーケンスがまだ固まっておらず、モジモジしている間に限界が来てテンション。
その後も1回スリップ落ちして、結局2テンでトップアウト。

この2回目のトライで、急激に登れる確信を持った僕は、しばらく休んでからもう1回トライすることにしましたが、レストしているうちに黒い雲がどんどん近づいてきて、今にも降り出しそうな感じになってきました。
慌てて3回目のトライをすることにしましたが、登り始める直前にみぞれが降り出し、岩が濡れて登れなくなったらヤバいと思い、急いで登ります。
また最後のクリップまでは順調に登りましたが、その後の部分で指の力が持たず、もう1手が出せずにテンションを掛けてしまいました。

そこで1テン掛けた後は簡単にトップアウトできたので、今になって思えば、フォール覚悟でもう1手出しておけばよかったと思います。

MATSUに便乗してトライした「小川山庭園」でしたが、自分で想像していたよりもずっとよくできたので、レッドポイントはできなかったものの、確かな満足感があります。
また雨の後とかはこの岩に来ることもありそうなので、そのときはきちんとレッドポイントして、その次の「空中決戦」にトライしてみたいです。


【今日の成果】
ギャオス5.10bFL
小川山庭園5.11dトップアウト(テン山)
小川山庭園5.11dトップアウト(2テン)
小川山庭園5.11dトップアウト(1テン)
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