天王岩29


2023年5月22日(月)
スラ婆さんと天王岩に行ってきました。
昼頃から雨が降る予報だったので、降りだす前に4~5時間だけ登って撤収することにして、普段より早めの集合で8時前に岩場に到着。

ずっと宿題になっている「八月革命」でもやろうかなと思ってましたが、「八月革命」の周辺の下部がなんだか苔だらけで、全体的にうっすら緑色。
触ってみるとシケシケだったので、この日は「八月革命」へのトライは断念しました。



「クラックジョイ」の辺りは乾いていたので、「クラックジョイ」のテラスから右の前傾壁を登る「ブラックストーン」(5.11b/c)をやろうと思い、テラスからの1ピン目にヌンチャクを掛けてムーブを探ってみましたが、テラスからの出だしが核心のようで、ちょっと怖かったので「ブラックストーン」へのトライも断念してそのまま「クラックジョイ」を登りました。

その後は、スラ婆さんが「ドロボーカササギ」にヌンチャクを掛けていたので、せっかくだからヌンチャクを借りて、「ドロボーカササギ」の派生ルートの「ウォーミングアップ」(5.11a)にトライし、2トライでレッドポイント。
やけに簡単に感じたので、帰宅してから調べてみたところ、細かい限定があるみたいで、僕が登ったのは右側の小フレークを使う5.10dのバージョンだったようです。



まだ時間的にもう2トライぐらいはできそうだったので、せっかくだからスラ婆さんに「始祖鳥」(5.11a/b)のラインを教えてもらって、「始祖鳥」を登ることにしました。
「始祖鳥」は「ドロボーカササギ」の左隣のラインで、「ドロボーカササギ」とは別のボルトが打ってありますが、核心のホールドを共有するみたいで、正しい登り方がよくわからなかったので今まで手を付けてませんでした。

スラ婆さんに聞いたところ、上部の前傾壁までのアプローチの部分は「ドロボーカササギ」の左のボルトラインを登ってテラスまで行き、テラスから直上して「ドロボーカササギ」と同じ核心に入り、核心の後も右に出ないで直上するのが「始祖鳥」だそうです。

実際に登ってみると、「ドロボーカササギ」は核心の前後で左に右にと蛇行するのに対して、「始祖鳥」は真っすぐ上に登るので登りやすく、核心のムーブを起こすときのボルトの位置も良くて、「ドロボーカササギ」よりも怖さが少ない感じで登れます。

1回目のトライでムーブを探って、2回目で決めたいところでしたが、核心で足順を間違ってしまって登れず。
この時点で12時を過ぎてましたが、まだ雨は降らなそうだったのでもう1トライ出すことにして、30分ほどレストして3回目のトライでレッドポイントできました。

「始祖鳥」と「ドロボーカササギ」は、なんでわざわざ別のボルトが打ってあるのかよく分からないぐらい、大体同じルートのように感じましたが、どちらかと言ったら「始祖鳥」の方がダイレクト感があって僕は好きです。


【今日の成果】
クラックジョイ5.9再登
ウォーミングアップ(右ver)5.10dトップアウト(1テン)
ウォーミングアップ(右ver)5.10dRP
始祖鳥5.11a/bトップアウト(2テン)
始祖鳥5.11a/bトップアウト(1テン)
始祖鳥5.11a/bRP
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