赤岳鉱泉アイスキャンディ


2023年3月13日(月)
この日はいとしゅーさんと赤岳主稜に行こうと計画していて、八ヶ岳山荘の仮眠室で前泊してましたが、どうにも天気予報が悪く、午前中は雨な上に、ちょうど赤岳主稜の辺りは強風の予報。
残念ですが赤岳主稜は諦めて、赤岳鉱泉のアイスキャンディでアイスクライミングの練習をすることにしました。

八ヶ岳山荘の仮眠室を使うのは今回で2回目ですが、僕らしか居なくて貸し切りで使えてすごく良かったです。



明るくなってから起きて、のんびり朝ごはんを食べてから出発し、7時40分頃に歩き始め。
スタートから雨が降っていてちょっとうんざりですが、赤岳鉱泉まで行けば小屋の中で休めるので、がんばって歩きます。

ちょうど一か月前に河原奥の氷瀑に行ったときは歩き始めから真っ白でしたが、ここ最近の暖かさで大分雪が融けたみたいで、美濃戸までは全く雪がありませんでした。



だんだん雨が強くなってきて、美濃戸に着く頃にはザーザー降りの雨。
降りてくる人たちの中には傘をさしている人も居るぐらいでした。

ちなみにこの日は赤岳鉱泉でテン泊して、翌日は南沢大滝を登る予定なので、ザックの中にはテン泊装備とアイスクライミングの装備がぎっしり詰まって結構な重量。
冷たい雨に打たれながら、重荷を背負ってトボトボと歩き、さながら苦行の様相を呈してました。



堰堤広場に到着。

少しずつ標高が上がるにつれて、雨はやがて雪に変わりました。
化繊のインナーグローブの上にテムレスを着けてましたが、アイスクライミングのときにいつも使っているテムレスだったので、よく見たら掌側に細かい裂け目がたくさんあって、防水効果はほとんど無く、気付けばインナーグローブはびしょ濡れ。
予備のグローブは2セット持ってましたが、行きの道だけで予備のグローブを濡らすのも嫌だったので、このまま赤岳鉱泉まで我慢することにしました。

この時点で2時間近く雨に打たれながら歩いていたので、手だけでなく身体も雨だか汗だかで濡れていて、立ち止まって休憩するとかなり寒さを感じます。
心の中では「もうオウチ帰りたい…」と思ってましたが、ここまで来たらもう少しで小屋なので、小屋に着いたら何か暖かくて甘い飲み物を買って飲もうと、気持ちを奮い立たせて歩きます。



すっかり元気がなくなり、亡者のように俯いて歩くいとしゅーさん。



出発から約3時間で赤岳鉱泉に到着。
アイスキャンディの状態がよく分からなかったので若干心配でしたが、しっかり凍っていて安心しました。



雪がかなり降っているので、とりあえずしばらく小屋の中で休むことにします。



2人ともホットココアを注文して、食堂のストーブの近くで濡れたウェアを乾かします。
冷え切った身体にホットココアが最高に美味しくて、今度からテント泊で来るときは絶対にココアの粉を持ってこようと思いました。



昼過ぎには雪が止んだので、アイスキャンディで練習。
とりあえず適当に5本ずつぐらい登って、まぁまぁ垂直っぽいところもノーテンで何回も登れたので、これなら明日の南沢大滝もきっと登れるだろうと、すっかり自信を付けて1日目の練習を終えました。

夕方からテントに入って、夕飯を食べた後は何もすることもないので20過ぎには就寝。
しかしここでちょっとしたアクシデントが発生。
いとしゅーさんのインフレーターマットがどうやらパンクしているみたいで、空気を入れてもしばらくするとシナシナになってしまう状態でした。
どこから空気が漏れているのか分からず、修理もできないので、とりあえずロープやツェルトをマットの下に敷いて寝ることにしました。

僕は何も問題なくて快適だったのですぐ眠れましたが、深夜1時頃にいとしゅーさんが何やらガサゴソしていたので僕も目を覚ますと、いとしゅーさんは寒さで一睡もできていない様子。
このままだと翌日の行動にも影響するので、パーティの睡眠時間を平均化する為に、お互いのマットを交換して眠ることにしました。

やはり空気が抜けたマットだと背中が冷たく、マットを交換してからはなかなか寝付けませんでしたが、マットの下に敷いていたロープやらなんやらのおかげで、しばらく耐え忍んでいると少しずつ冷たさを感じなくなってきました。
ただ僕は家で眠るときもそうなのですが、眠るときは横向きで眠る派なので、このときも横向きになって眠ろうとしました。
しかし寝床が硬いので、しばらくすると肩が痛くて目が覚めてしまい、右肩が痛くなって起きたら左肩を下にして眠るということを繰り返し、3回ぐらい向きを変えながら眠ったところで、気が付いたら朝になっていました。

いとしゅーさんはマットを交換してからは一瞬で眠れたみたいで、なんとか2人ともそれなりに睡眠をとった状態で朝を迎えることができました。

2日目の南沢大滝に続く。




今回のルート


7:39 美濃戸口
↓ 1時間1分
8:40~8:48 美濃戸山荘
↓ 44分
9:32~9:41 堰堤広場
↓ 51分
10:32 赤岳鉱泉
Comment Box is loading comments...



山日記メニューへ