カサメリ沢5


2021年7月29日(木)
今週もいとしゅーさんとカサメリ沢へ。

午後から雨が降るかもしれない感じの予報だったせいか、この日はなんとカサメリ沢には他に誰もおらず、快適なクライミング空間を贅沢に一日中貸し切りで使えました。

アップは久しぶりに「トータルリコール」を登ってみましたが、核心のところで左に行き過ぎてしまい、あえなくテンション。
ここのところいつも、アップがなかなか気持ちよく登れません。



そしてアップの後は早速2人で「ぞうりむし」にトライ。

僕の最初のマスターでのトライは、最終ピンのクリップまではいったものの、ハングを越えられずテンション。
しばらくハングドッグして休んでから、もう1回同じムーブを試したら登れましたが、あまりにも力を消耗する登り方なので、何か間違ったムーブで登っている感じがしました。
降りるときに核心のムーブを改めて探ってみましたが、他に良いムーブが見つからないので、結局次のトライでも同じムーブに懸けることに。

いとしゅーさんも最初のトライでは核心でテンションが入ってしまいましたが、いとしゅーさんが色々試していたら、すごく良い感じのムーブを発見したようで、テンション後はかなり安定感のあるムーブで核心を突破。

そして僕の2回目のトライ。
核心までの手順はもうバッチリで、最終クリップまではすんなり。
いとしゅーさんが発見したムーブで僕も登ろうとしましたが、1回見ただけでは上手く真似できず、結局テンションをかけてしまって、その後にムーブを練習して、ようやく正解と思えるムーブを発見。

その後、いとしゅーさんは2回目のトライで見事にレッドポイントしました。
いとしゅーさんはこのルートに初めて触ってからもう5年目になるそうなので、多分いろんな思いがこのルートに詰まっていたんだと思います。
終了点では珍しく長い雄叫びを上げて、降りてきた後は、僕がこれまでに見た中でも一番嬉しそうな顔をして喜んでました。


そして迎えた僕の3トライ目。
そこそこ長さのあるルートなので、ここまでの2トライでの疲労が少し残っていて、また核心で力尽きてしまうんじゃないかという思いが頭をよぎります。

「ヨレてきてからが勝負」
今年の春に山梨県に移住してから、すっかり会わなくなってしまったマッサンが、口癖のようにそう言っていたことを思い出しました。
そして覚悟を決めて挑んだ3回目のトライ。
すぐ息が上がってしまうので、レストポイントごとに大休止をして呼吸を整えながら登りましたが、核心のムーブは練習通りに決まってレッドポイントできました。

せっかくなので僕も雄叫びを上げて大喜び。
このルートはグレードこそ11aで、実際に最適なムーブで登れば11aぐらいだとは思いますが、見た目もかっこよくてとても達成感を感じられるルートだと思います。



半端に時間が余ったので、その後は奥の方のオランジュ岩とかコートダジュールを見学して、コセロックに戻ってきて「ワニワニワニ」(5.11b)にトライ。

最初のトライはテン山でしたが一応トップアウトはできました。
でももうかなり疲れていて、もう1回リードで登る気にはなれなかったので、最後にトップロープで1回練習して、この日は終了。
「ワニワニワニ」はのっぺりしたところをカンテを使って登るルートで、「ぞうりむし」とは全く趣が異なる感じでまた楽しいです。
ただ1ピン目が6メートルぐらいの高さで、落ちたらやばい割には足がよくないので、僕のメンタル的にはそこが核心かもしれません。

結局この日は途中で微かに霧雨が降っただけで、夕方まで登ることができてよかったです。


【今日の成果】
トータルリコール5.10bトップアウト(2テン)
ぞうりむし5.11aトップアウト(2テン)
ぞうりむし5.11aトップアウト(1テン)
ぞうりむし5.11aRP(通算6便)
ワニワニワニ5.11bトップアウト(テン山)
ワニワニワニ(TR)5.11bトップアウト(テン山)
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前回のカサメリ沢の記録

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