川苔山


2017年5月6日(土)
会社の仲間と奥多摩の川苔山に登ってきました。
今回のメンバーはTと、初参加のさえP。

世間はゴールデンウィークの真っ只中ということもあって、奥多摩駅に到着したらすごい混雑でした。
登山口の川乗橋行きのバスに人が乗り切れずに増便されていて、3台目のバスでようやく乗ることが出来ました。

バスの乗客のほとんどが川乗橋で降りて、登山口を目指して林道を歩き始めます。



林道の脇を流れている沢を覗いてみたら、キャニオニングをしている人達が居ました。
キャニオニングも面白そうですが、まだちょっと水が冷たそうです。



40分ほどで林道歩きを終えて、登山道に入ります。



スタートからしばらくの間は、沢沿いに歩く感じで、こんな感じの橋を何度も渡ります。



この辺りは景色がとても綺麗で、小滝を水が流れる音が絶えず聴こえていて、
適度にひんやりしていて、とても心地よかったです。



新緑が鮮やかで気持ちの良い道です。



そして百尋の滝に到着。
落差は30メートルぐらいでしょうか。
一尋が1.8メートルなので、百尋というのはいくらなんでも大げさですが、
かなり大きくて大御所感のある滝です。

真冬にはこの滝が全て完全に凍結することもあるそうなので、いつか冬にも見に来てみたいです。



滝の落ち口を見上げるT。



百尋の滝は登山道から少し外れたところにあるので、一旦滝のところまで降りて、
また登山道まで登る感じになりますが、この間の道がかなり急で、注意が必要なところでした。



百尋の滝を過てしばらく進んで分岐を足毛岩の方へ進み、
滝を過ぎてから1時間ぐらいで足毛岩の肩に到着しました。

ここまではほとんどトラバースする感じでジリジリ高度を上げてきていましたが、
足毛岩の肩から先は山頂まで尾根を直登します。



足毛岩の肩からひと登りして、一旦平らな場所に出たので小休止。
いよいよ山頂が見えてきました。



山頂への最後の登りを登るさえPとT。
後ろを振り返ると雲取山がよく見えます。


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出発から4時間でようやく山頂に到着。
山頂からは西側だけ眺望が開けていて、ちょうど石尾根と長沢背稜がよく見えます。
5年前に川苔山に登ったときは雨で全然景色が見えなくて、ずっと心残りだったので、今回は晴れて良かったです。

山頂でお昼ご飯を食べてからは、鳩ノ巣方面へ下山。
下山は特に見所のない単調な道がずっと続いて、わりと退屈でした。



下り始めてから3時間ぐらいで鳩ノ巣の登山口に到着。
ちょうど登山口のところにかわいい黒猫ちゃんが居ました。

帰る前に温泉に入りたかったので、奥多摩駅まで戻って「もえぎの湯」に行きましたが、
みんな考えることは同じみたいで、もえぎの湯では大勢の人がごった返していて、入場制限して整理券を配っていました。
40分ほど外で待って、ようやく中に入れましたが、風呂に入ろうとしたら洗い場のところにも全裸の男達の行列ができていて、
そこでまた並んでしばらく待って、順番が来て体を洗ってからやっとお湯に漬かることができました。
脱衣所も混雑していたので、風呂を上がってから急いで着替えて、休憩所でご飯を食べて帰りました。

こんなに混み合っている温泉は初めてだったので、これはこれで面白い体験でしたが、
混雑する時期の土日はもう嫌だなって思いました。


今回のルート

8:54 川乗橋

9:49 川乗山登山口

10:33〜10:49 百尋の滝

12:05〜12:11 足毛岩の肩

12:51〜14:06 川苔山

17:10 棚澤の登山口