北高尾山稜


2023年1月27日(金)
北高尾山稜にトレランに行ってきました。

24日頃から、日本列島に観測史上最強クラスの寒波が来ているということで、ニュースを見ていると西日本の方は雪で大変なことになっている地域もあるようですが、関東は気温が低いだけで平穏そのものです。
そんなわけで、この日も暇だったのでトレーニングがてらどこかに走りに行くことにしました。

朝から曇りで昼から天気が崩れる予報だったので、眺望がなくてもがっかりしないように、通いなれてる高尾周辺にしようと思い、北高尾山稜に行くことにしました。
高尾駅に着いたらちょうどバスが来ていたので、バスに乗って駒木野のバス停から出発。

バス停の近くの陸橋を渡って、神社の前の道を左に入っていき、中央道の下をくぐります。



中央道の下をくぐると、道の右側の方にハイキングコースの入口があるので、ここから登山道に入ります。



熊笹山の手前のところで間違って巻き道みたいなところに入ってしまい、尾根に向かって斜面を登り登山道に復帰。
道は歩きやすいですが、登り下りがなかなか急で走れません。



熊笹山からの下りでランニング自撮り。
今回は自撮り棒を使ってみましたが、走りながらの自撮りはなかなか面倒です。



出発から1時間40分ほどで黒ドッケというところに到着。
この辺りから雪が降り始めてきて、気温が一段と低くなりました。
汗もかいてきてたので、かなり寒かったです。



黒ドッケに着いた時点でかなり体が冷えていたので、堂所山まで3.1kmの表示を見て気が重くなってましたが、黒ドッケを過ぎた後からは快適に走れるところが続いて、あっという間に堂所山に到着。
北高尾山稜はここまでで、後は奥高尾縦走路を景信山まで走ります。



奥高尾縦走路は道幅も広くてなだらかで走りやすく、北高尾山稜の道と比べると高速道路みたいな感じでした。
何か所かあった巻き道は一度も使わず、全てピークを通りましたが、それでも大分なだらかで走りやすかったです。

景信山の山頂は大量のベンチとテーブルがあるので、家で作ってきたサンドイッチを食べながら15分ほど小休止。
この日は出発してからここまで誰とも会ってませんでしたが、休憩中に1人のハイカーが通り過ぎていきました。
結局その後は下山まで誰とも会わず、奥高尾縦走路にこんなに人が居ないこともあるんだなぁと思いました。

ここで休み過ぎたのが良くなかったみたいで、体が完全に冷えてしまい、両手の全ての指の感覚が無くなりました。
休憩を終えて出発してしばらく歩いても指の感覚が戻らなかったので、仕方なく手袋を外して背中に手を突っ込んで、地肌に手を当てて強制的に回復させました。
先月の黄蓮谷では、栄養を補給せずに歩き続けたこともあって、冷えた体が温まらなくなって低体温症になりましたが、ちゃんと食べていても一度冷えた体を再び温めるのはなかなか大変です。



下りは景信山の東尾根を下ります。
東尾根は地図には登山道が書かれておらず、登山道は尾根の途中の分岐から小下沢の方へ下るようになっていますが、この分岐のところで曲がらずに東尾根を真っすぐ下ります。
登山道にはなってないようですが、大分歩かれているようで道は明瞭でした。



東尾根はなだらかで歩きやすかったですが、末端のあたりが激しい下りになっていて、最後は工事現場に出ます。
工事現場のフェンスを迂回して歩いて行くと扉があり、そこから小下沢林道に出られますが、出た後で外側から扉を見たら立入禁止と書いてあり、こっち側からは入ってはいけない感じになってました。
出たところから少し歩くと日影というバス停がありますが、ちょうどバスが出た後だったので、しばらく道路を歩いて、スタート地点の駒木野まで戻ってきたところで、ちょうどバスが来たのでそれに乗って帰りました。

トレーニングとして考えると、もうちょっと長くて標高差のあるコースに行きたいとは思いますが、真冬の間はこれぐらいが気軽に行けてちょうどいい感じです。
今年は体力強化の年にしようと思い、トレランで行ってみたいコースのリストを作ったので、暖かくなってきたらちょっとずつハードなコースにトライしていきたいと思います。




今回のルート


10:22 駒木野バス停
↓ 2時間25分
12:47 堂所山
↓ 27分
13:14~13:29 景信山
↓ 42分
14:11 木下沢梅林
↓ 34分
14:45 駒木野バス停
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