湯基入


2022年11月14日(月)
会の仲間たちと湯基入(とうぎり)の岩場に行ってきました。

名栗の大松閣という温泉旅館の奥の林道から棒ノ折山への登山道に入ってしばらく歩いて行くと、沢筋の上の方に大きな岩が見えてきます。
ものすごく日当たりの良い岩で、この日は天気もよくて真っ白に光り輝いてました。



まずは「暗闇フェイス」(5.10b/c)でアップ。
ホールドはガバですが傾斜が強いので手が痛くなります。



この岩のメインウォールの大松閣フェイス。
傾斜の強いフェイスに5.11b~5.12b/cのルートが6本引かれています。

ここの岩はチャートですが、他のチャートの岩場にはなかなかない感じの前傾壁で、今の僕にちょうどいい5.11台中盤ぐらいのルートが揃っているので、チャート好きの僕としては嬉しいところです。

TK2におすすめされて「大名栗林道」(5.11c)に触ってみましたが、出だしがちょっとボルダリーな感じで難しいので、諦めて別のルートにトライすることにしました。



「蜩の鳴く頃に」(5.11b/c)というルートが面白そうだったので、僕はこのルートにトライすることにしました。

登り始めてみると見た目よりも傾斜が強く感じられて、手にかかかる負担が強くてメチャクチャ手が痛い。
なんとか足を使って体重を分散したいところですが、岩の面がとてもスパッとしていてスタンスが乏しく、色々試しても手が痛くなるばかりで、最初のトライでは2ピン目のクリップもできずに敗退。

このルートも諦めて別のルートをやろうかなと思い、一旦ヌンチャクを回収しましたが、他のルートもひと通り見てみて、やっぱりこの「蜩の鳴く頃に」のラインを登りたいと思い、再度トライ。
やっぱり2ピン目もかけられずにテンションしましたが、ハングドッグしてホールドを探ってムーブ解決し、その後も各駅停車でしたがなんとかトップアウトに成功。

3回目のトライでは前半部はスムーズにこなせたものの、途中で遠いホールドに向かって伸ばした手が届かずフォール。
後半部分のムーブを固めながら3テンでトップアウト。

3回目のトライが終わってから1時間レストして、時刻は15時半。
前のトライよりも腕に疲労感がある状態でしたが、時間的にもういくしかない感じなので、意を決してこの日最後の4回目のトライをすることにしました。
さっきと同じように前半部は順調にクリアし、レストポイントで両手の指を首にあてて暖めながら呼吸を整えます。
そしてさっき失敗したムーブにもう一度トライ。
またしてもかすかに手が届かず、あわや今回もフォールかという感じになりましたが、気合いで踏みとどまり、そこから少し後退してレストポイントまで戻りました。
そして再度呼吸を整えてから、今度はさっきよりも伸びる意識でもう一度ムーブを起こしたら、狙ったホールドを捉えることができて、そのまま終了点まで登ってレッドポイント。
諦めなかった自分を褒めてあげたいです。



北面の「ラジウムクラック」(5.11a/b)。
北面は湿気が多くて登れないことが多いようで、ボルトもかなり錆びてました。
クラック自体は綺麗なハンドサイズで、どっ被りのところにあって面白そうだったので、状態が良いときに来れたらやってみたいです。

湯基入の岩場はアプローチの歩きが長いのと、近くにある河又の岩場の方が人気が高いので、あまり人が来ないみたいで、今日は貸し切りで快適でした。
こじんまりとした岩でルートは少ないですが、大松閣フェイスは他のルートも面白そうだし、天王岩や北川と比べれば日当たりが良くて暖かそうで、なかなか良い岩場だと思います。


【今日の成果】
暗闇フェイス5.10b/cFL
大名栗林道5.11c敗退
蜩の鳴く頃に5.11b/c敗退
蜩の鳴く頃に5.11b/cトップアウト(テン山)
蜩の鳴く頃に5.11b/cトップアウト(3テン)
蜩の鳴く頃に5.11b/cRP
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