松木沢ジャンダルム


2021年10月25日(月)
カトさん、山さんと松木沢ジャンダルムの中央壁直上ルートを登ってきました。

7時前に銅(あかがね)親水公園の駐車場を出発。
初めて来る場所なので景色が新鮮です。



出発してから40分ほどは林道歩き。
だんだんジャンダルムが大きく見えるようになってきます。
この辺りまで来るとトポの図と大体同じような形に見えて、ルートの概要が分かるようになってきます。
岩の真ん中辺りに見える黒いルンゼが中央ルンゼで、中央壁直上ルートはその少し左側を登る感じです。



渡渉するのにちょうどいい場所が見つからず、どんどん上流の方へ歩いて行ったらロープが設置してある箇所がありましたが、ロープが張られているところはどう見ても深かったので、さらに少し上流の方へ歩いて浅そうなところを探し、裸足になって渡渉しました。



渡渉してから15分ほど登って、ジャンダルムの基部に到着。

直上ルートの取り付きを探してあちこち歩き回りましたが、トポに書いてあるような目印になるようなものが全く見つかりません。



遠くからよく見えていた中央ルンゼも見つからず、どうやら岩場の大分右の方に来てしまったようだったので、一旦少し降りて岩場の左の方へ回り込んでみたら、直上ルートの取り付きがありました。
岩に「直上」と書いてあります。



1ピッチ目(5.7)は山さんがリード。
ちょうど「直上」と書いてあるところから登り始めましたが、トポに書いてあるガタガタしたチムニーとは違って、スラブから凹角のクラックを登りました。



2ピッチ目(5.8)は僕がリード。
出だしは凹角のクラックにプロテクションを取りながらスラブを登り、最後は凹角のオフウィズス。
写真の部分の乗っ越しが難しくてちょっと苦労しました。
このピッチが一番登りごたえがあって楽しかったです。

キャメロットの4番を2つ持ってきていたので、最後のオフウィズスは安心して登れましたが、この後のピッチでは4番を使うところはなかったのですごく邪魔でした。
2ピッチ目を登り終えたところに残置のリングボルトがたくさんありましたが、どれもかなり朽ちた感じだったので、カムでビレイ点を作りました。
残置の支点はどれもかなり古くて、信頼できない感じです。



3ピッチ目(5.6)はカトさんがリード。
出だしのクラックを登った後は階段状で最後はガレ場。



4ピッチ目(5.6)は山さんリード。
3本クラックの一番右の5.6のクラックを登りましたが、見ての通り傾斜は緩くほぼ階段状でした。



5ピッチ目(5.5)はカトさんリード。
ここも傾斜は緩くほぼ階段状。
トポには50mと書いてありましたが30mもないぐらいでした。



最終ピッチ(5.8)は僕がリードで、傾斜の強いフェイスを登ってコブシ岩の頂上に出ます。
登るだけならそんなに難しくはありませんが、プロテクションがちょっと取りづらくて、このピッチで初めて残置のハーケンを使ってしまいました。



コブシ岩の頂上からの景色。
足尾銅山の鉱毒の影響で昔はみんな禿山だったそうですが、今は植林活動が進んで大分緑が多くなったらしいです。
それでも何となく荒涼とした雰囲気が漂っています。



トポによると懸垂下降の1回目は50mロープだと少し足りないと書いてあったので、下降をどうしようかと思っていましたが、中央ルンゼ側の踏み跡を辿ったら立派な道になっていて、途中で1回だけ10mぐらいの懸垂下降をしましたが、ほぼ歩いて下まで降りられました。



せっかく栃木の方に来たということで、帰りはちょっと寄り道してみんみんの餃子を食べました。
僕は小学校時代は宇都宮に住んでましたが、住んでいたときは「まさしの餃子」しか食べてなかったので、初めてのみんみんでしたが噂に違わず美味しかったです。


今回のルート


6:45 銅親水公園
↓ 1時間00分
7:45 松木沢ジャンダルムの基部
↓ 38分
8:23 中央壁直上ルートの取り付き
↓ 3時間37分
12:00 コブシ岩の頂上
↓ 44分
12:44 松木沢ジャンダルムの基部
↓ 1時間6分
13:50 銅親水公園
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