小川山 野猿返し


2018年7月25日(水)
マーシーとの小川山合宿3日目。
最終日の今日は、東股沢の「野猿返し」という10ピッチのルートを登ります。

ここまでの2日間の経験を元に不要な装備を削り、必要最低限の装備で挑みます。



このルートは、ネットで調べれば記録は少し出てきますが、トポがありません。
トポが無いルートに行くというのは初めてなので、できるだけ情報を見ないようにしてきました。

心配だったアプローチも問題なく、駐車スペースから10分ぐらいで取り付きに到着し、ホッと一安心。

写真は1ピッチ目を登り始めようとするマーシーをビレイする僕。
リードクライマーがビレイヤーを撮影するというのはなかなか新鮮な気がします。



1ピッチ目を登るマーシー。



4ピッチ目からリッジに出ます。



5ピッチ目、多分このルートの核心部を登るマーシー。



何ピッチ目か分かりませんが、フォローでリッジを登る僕。
細い岩稜を辿っていく感じで、一昨日登った烏帽子岩左稜線に似ています。



無事に終了点に着いて、懸垂1回で下まで降ります。

このルートは、1ピッチ目に1つだけボルトが打ってありますが、
余計な残置が一切無くて、オールナチュプロで楽しく登れました。

クライミングの難易度で言ったら、核心部でも5.7ぐらいの簡単なルートですが、
人工物が全く無いルートを、自分達のギアだけを使って登って降りるというのは、
難しいルートを登るのとはまた違う種類の楽しさがあります。



帰りの渡渉。
行きも帰りもこの地点をジャンプして渡りましたが、帰りの方がジャンプが難しくて、ちょっと焦りました。
大きく助走をつけてなんとか突破できました。



駐車スペース近くの河原から見た野猿返しの遠景。
左の岩はまた別のルートがあるそうです。

この3日間で、マルチピッチのルートを3つも登って、一気にたくさんの経験を積むことができました。

今までに行ったマルチのルートでは、ちょっと難しいルートをオールフォローだったり、
簡単なルートをオールリードで登ることが多く、ちゃんとつるべで登ったことはありませんでしたが、
今回は初めてつるべで登れて、とても嬉しいです。


今回のルート