有笠山


2018年4月23日(月)
Chimneyさんといとしゅーさんと有笠山に行ってきました。
また初めての岩場なのでワクワクです。

有笠山にはいくつもの岩場があるようですが、今回はフェアリーロックというところを登ります。
アプローチはとても近く、駐車場から5分ほど歩くともう岩場に到着です。



フェアリーロックには簡単なルートがないので、
フェアリーロックのすぐ近くにある東の石門エリアに移動して、「白雪(5.8)」でアップ。

有笠山の岩は、他ではあまり聞かない流紋岩という岩で、火山岩の一種だそうです。
表面がガビガビしていてフリクションは良いですが、手が痛くなります。
あと岩質に関係するそうですが、ボルトが全体的にサビサビなのがちょっと気になりました。



アップの2本目で「有笠山中央岩稜(5.9)」。



続いて「謎の女(5.10a)」にもトライ。
3人で来ると登っているところの写真が撮れるのがいいですね。



Chimneyさんはアップで「ちょっとだけよ(5.10c?)」にトライ。
思ったより難しいみたいで、敗退してました。



そして僕といとしゅーさんは次に「はし休め(5.10c)」にトライ。
ここまで全部一撃で登れて、いい感じです。



フェアリーロックに戻って「夢を見る頃(5.11a/b)」にトライ。

いとしゅーさんは1便目は各駅停車でトップアウトでしたが、2便目は惜しくも1テンでトップアウト。
僕はこの傾斜に圧倒されてしまい、3ピン目のクリップまでもいくことができずに敗退しました。

僕はジムではあまりかぶっている壁を登らないので、こういう壁でのフットワークがまだ全然分かりません。
実際の山ではジムのどっかぶりみたいなのは絶対ないと思って、今まで練習もしてませんでしたが、
このルートが全然登れずに悔しかったので、今度からジムでかぶっているルートも練習していこうと思います。

このルートは特に手にかかる負担が大きくて、手がめちゃ痛いです。



Chimneyさんは因縁のルートだという「No Siesta(5.11c)」にトライしてましたが、惜しくもこの日は完登ならず。

僕には「夢を見る頃」は難しすぎるので、その後は東の石門エリアにもう1回行って
「大いなる山の日々(5.11a)」にトライしてみました。
1回目のトライでは3ピン目の後でホールドが分からなくなり、
ハングドッグしてムーブを探っても分からず、結局分からないまま敗退。

どうしても分からないので、Youtubeでカンニングして核心のムーブを確認しましたが、
そのムーブが結構怖くて、2回目のトライでも結局核心手前でテンション。
思い切ってムーブを起こしてみたら一発でできましたが、そこからヌンチャクを掛けてクリップするまでがなかなかできず、
4度目ぐらいでやっとクリップできましたが、何度も核心のムーブをやっているうちにすっかりヨレてしまい、
その後のムーブができずに無念の敗退を喫しました。

ヌンチャクが残ってしまったので、いとしゅーさんに登ってもらって回収してもらいました。

やっぱり5.11aは難しかったですが、ムーブは分かったので、元気な状態だったら登れそうな気がします。
5.11aにまともにトライできるようになってきたとは、自分も成長したなと思いましたが、
そう思いながらも、先輩達との力の差の大きさも実感した1日でした。


【今日の成果】
白雪5.8FL
有笠山中央岩稜5.9FL
謎の女5.10aFL
はし休め5.10cFL
夢を見る頃5.11a/b敗退
大いなる山の日々5.11a敗退
大いなる山の日々(2便目)5.11a敗退
今回のルート