青葉の岩場


2018年3月19日(月)
Chimneyさんに連れられて、会の仲間達と福島県の青葉の岩場に行ってきました。

まずは展望台エリアの「青葉のドスラブ(5.8)」(左)と「お立ち台(5.9)」(右)でアップ。



「青葉のドスラブ」を登る僕。
5.8ということでかなりナメてましたが、1ピン目の前のこの右足に立ち込むところがとても怖く、
この状態でしばらく身動きができませんでした。
意を決して右足に体重を乗せて立ち上がってみと、意外に滑らずに立つことができて、思わず安堵の声が漏れました。

隣りの「お立ち台」の方はちゃんとエッジに立つことができて簡単に登れて、
付いているグレードとは難しさが逆に感じました。



Chimneyさん達はそのまま隣りにある「ヒラメの縁側(5.10b)」と「鬼の首(5.10b)」を次々と登っていきましたが、
僕はいきなり5.10bなんて登るとその後が登れなくなってしまいそうだったので、
とりあえずここはスルーして、さらに横の方にある「こだぬきポン(5.8)」をオンサイト。
続いてその隣の「モー君(5.9)」にトライしたものの、
「こだぬきポン」のラインと近すぎて、使っていいホールドに悩んでしまい、
出だしのムーブが分からずに一旦クライムダウンして降りました。



しばらく考えても分からなかったので、いとしゅー先輩に登ってもらってムーブを見て、
同じようにやったら一発で登れました。
この場合は一度もフォールしないで登れたから、レッドポイントではなくフラッシュになるのかな?
でも一撃で登れたとは言い難いので微妙なところです。



みんなが「鬼の首」が面白いというので、僕もトライしてみたら、なんとオンサイトできました。
5.10bのオンサイトは初めてなので、オンサイトグレード更新です。



広場エリアの「シェイクダウン(5.11b)」にトライするdaiさん。
さっきの「モー君」の辺りもそうでしたが、何故か下部が抉れていて、出だしがどっ被りになっています。



どういうわけかこの岩の中で「シェイクダウン」のところだけ、色も見た目の質感も異なっています。
ガバっぽいホールドでガシガシ登る感じで楽しそうなルートでした。



僕と山さんは「シェイクダウン」にはトライせず、もっと簡単なルートを求めて南のエリア2に移動。



「両手にヘビ(5.9+)」。
フレーク沿いにレイバックで登っていく面白いルートでした。
最初のホールドが遠いので、リーチの無い人には出だしが難しそうですが、
丁寧にお立ち台が設置されていて、1ピン目には長めのヌンチャクまで残置されていて至れり尽くせりでした。

その後は「ハマチ(5.9)」をオンサイトして、その他の5.9のルートも片っ端から登ろうと思いましたが、
「春らんまん(5.9)」から左のルートは震災の影響で登れなくなっていて、ボルトが抜かれていました。



広場エリアの「あやしい穴(5.10d)」にトライするいとしゅーさん。



「ゴリラ(5.10b)」にヌンチャクがかかっていたので、最後にトライしてみました。
4ピン目をかけた後でどうしてもムーブが分からず、行きつ戻りつを繰り返しましたが、力尽きてテンション。

その後でChimneyさんに登り方を見せてもらって、もう1回トライしてみましたが、
同じようにはムーブができず、結局敗退しました。

終ってみれば、合計10トライで7本も登れて、なかなか充実した一日でした。
どこのエリアも下地が良くて、開放感もあって快適な岩場で、何よりも人が居ないのが良いです。
この日は僕らしか居なくて、完全に貸切状態でした。


【今日の成果】
青葉のドスラブ5.8FL
お立ち台5.9OS
こだぬきポン5.8MOS
モー君5.9敗退
モー君(2便目)5.9RP
鬼の首5.10bOS
両手にヘビ5.9+MOS
ハマチ5.9MOS
ゴリラ5.10b敗退
ゴリラ(2便目)5.10b敗退
今回のルート