日向山 ガンガノ沢


2018年2月19日(月)
会山行で日向山でアイスクライミングやってきました。
3つのパーティに分かれて、岩間(ガンマ)ルンゼ、平田(ベータ)ルンゼ、ガンガノ沢を登ります。
僕がまだ初心者ということもあり、僕のパーティはガンガノ沢の下の方でトップロープで練習です。

普段はアプローチは30分ほどの林道歩きで行けるそうですが、
林道が土砂崩れで通行止めになっていたので、通行止めになっている所に車を止めて歩き、
1時間半ほど林道を歩きました。



甲斐駒が近いのでよく見えました。
甲斐駒にはまだ登ったことがないので、今年あたり登ってみたいです。



林道がところどころ凍っていてツルツルでした。
こないだの上荒井沢のときはストックを持っていなくてアプローチで苦労したので、
今回は念の為にストックを持ってきていましたが、やっぱり持ってきて正解でした。

途中にショートカットで林道から外れて斜面を登るところがありましたが、
土の上も凍っているところがあって、なかなかデンジャーでした。



錦滝に到着。
これがガンガノ沢のF1です。
下の方は垂直で、いきなりこの滝を登るのは難しいので、とりあえず巻いて上に行きます。



F2。
大きくて立派な滝ですが、傾斜は緩くて簡単です。
ヒロさんがリードで登ります。



F2を登る僕。
こないだ練習したトリコルネに比べれば大分簡単で、僕でもリードで登れそうな感じでした。

抜け口のところは氷が薄くなっていて、氷の奥に水が流れているのが見えました。
乗ったら氷が割れそうだったので、回りこんで厚いところを登りましたが、
同じ日に登っていた別のパーティの記録をヤマレコで見たら、
この後で抜け口のところの氷が融けて落ちたみたいで、ごっそり無くなってました。



F2を登った後は、懸垂で降りてF1の上部まで戻り、F1にトップロープをセットして練習することにしました。
F1は35メートルぐらいあるらしく、滝の上に支点を作るとロープの長さが足りないので、
3分の2ぐらいのところにスクリューを打ってトップロープをセット。



つららが綺麗です。



下部の方は階段状になっていて、左の方へ登っていく感じになっているので、
左側からはわりと簡単に登れます。
3〜4メートルぐらい垂直の部分がありますが、問題なく登れました。



2回目は右からトライ。垂直の部分が長いです。
少し登ってから左にトラバースして支点を目指しましたが、途中で力尽きてテンション。
テンション後に再び登ってみましたが、もうすっかり腕がパンプしてしまっていて、
結局そこから登れずに降りました。

アックスの打ち込みは前回より大分良くなった感じでしたが、アイゼンの蹴り込みがまだどうも上手くいかず、
蹴り込んでも刺さってるのかどうか分かりません。
今回はアイゼンの前爪をモノポイントにしてきたので、ちょっとは違うかと思いましたがやっぱりダメでした。
アイゼンの蹴り込みと、蹴り込んでからの立ち込みはまだまだ練習が必要です。


今回のルート


8:30頃 尾白川林道の通行止め箇所
↓ 約1時間30分
10:00〜15:50 錦滝、F2
↓ 1時間10分
17:00 尾白川林道ゲート前