稲子岳 南壁左カンテ


2017年7月24日(月)
今日は谷川岳の一ノ倉沢南稜に行く予定でしたが、
谷川方面が雨の予報なので行き先を変更して、北八ヶ岳の稲子岳南壁に行くことにしました。
前日の夜のうちに稲子湯の登山口のところに到着して仮眠して、朝の6時40分頃に出発。
今回はうちの会の会長のヒロさんと一緒です。



出発して1時間ほどでしらびそ小屋に到着。
登山口から南壁の取り付きまでは2時間半ぐらいかかるので、まだまだ先は長いです。



みどり池の向こうに、目指す稲子岳が見えます。
上の方は雲がかかっていて、ちょっと心配です。



登山道の標高2230辺りのこの看板の辺りから、登山道を外れて右側に入っていきます。
結構しっかりした踏み跡がついています。



登山道を離れてから20分ほどで南壁の基部に到着。



ネットで拾ってきた稲子岳南壁の図。
最初に到着するところがこの図の一番左側のところなので、
左カンテの取り付きを探しながら右側の方に歩いていきます。



このルンゼのところまで来たら、取り付きまでもうすぐ。
ルンゼの右側に伸びている岩稜が左カンテです。



目印の赤いハーケンを発見して、無事に左カンテの取り付きに到着。
いよいよここから登攀開始です。



1ピッチ目はヒロさんがリード。
新しめのハンガーボルトや残置ハーケンがたくさんあります。



2ピッチ目は僕がリード。
ヒロさんがカムを貸してくれたので、初めて自分でカムをセットしてみました。



2ピッチ目の終了点が見えてきました。



2ピッチ目の終了点。
各ピッチの終了点のところにはピカピカのボルトハンガーが設置してあります。



3ピッチ目は出だしのフィストサイズのクラックのところがちょっと難しいですが、
こないだの小川山の屋根岩2峰南稜で登ったクラックに比べれば簡単で、問題なく登れました。



3ピッチ目の終了点でビレイするヒロさん。

4ピッチ目は僕がリードで、完全につるべの形で登ることができました。
出だしは左からでも右からでも登れそうでしたが、右から登りました。

ここまでは大体ルート上にハンガーがありましたが、この部分はハンガーが見つからず。
カムを極める場所も見つかりませんでしたが、落ちそうにはないところだったので、
中間支点を取らずに登りました。
後でヒロさんに聞いたら、途中にあった潅木とか、クラックに挟まったチョックストーンとか、
いくらでも中間支点を取るものはあったそうです。



その後は一旦平らな場所に出て、頂上が見えてきます。

頂上の手前にうす被りの岩があり、そこを登れば終わりっぽい感じですが、
ロープが重くなってきていたので、このままこの岩を登るのも怖いと思い、
岩の手前でピッチを切って、最後はヒロさんに登ってもらいました。



登り始めから2時間ちょっとで山頂に到着。
思っていたよりも短くて、ちょっと物足りない感じでしたが、カムの初体験もできたし、
ヒロさんの支点の取り方はとても勉強になりました。



山頂から登山道の方に戻り、登山道に戻ったのが12時半だったので、
「まだ時間あるから、3〜4時間その辺走ってこいよ。」と言われ、
ヒロさんはそのまま下りて、僕は天狗岳に登ることにしました。

稜線に出るとすっかりガスまみれで、風も強いです。
1時間ほどで東天狗に到着しましたが、真っ白で西天狗も何も見えません。



せっかくなので、もう少し頑張って根石岳まで行ってみることにしました。

ガスが濃くてよく見えませんでしたが、天狗岳から根石岳の間は広々とした白砂の道で、
天気が良かったら気持ち良さそうな道でした。



天狗岳から20分で根石岳に到着。

この時点で14時でしたが、ここから3時間ほどで下山し、17時少し前に駐車場に到着。
下山したときはさすがにクタクタに疲れていましたが、
クライミングも山歩きも楽しめて、とても充実した山行になりました。


今回のルート

6:38 ミドリ池入口

7:46〜7:57 しらびそ小屋

8:42 2230地点

9:20 左カンテの取り付き

12:15 稲子岳南壁の頂上

12:40 2230地点

13:40 東天狗岳

14:00〜14:10 根石岳

16:50 ミドリ池入口