湯河原幕岩


2017年1月15日(日)
石田登山塾の岩場リード講習で湯河原の幕岩に行ってきました。
この日は数年に一度のレベルの大寒波が来ており、朝の6時に八王子に集合した時点での気温はマイナス3度。

今回の講習場所は桃源郷エリアの「フック船長」の辺りで、
午前中は低いところでトラバースをしながらムーブの練習をしました。
真冬にクライミングするのは初めてだったので、寒い中でちゃんと登れるか心配でしたが、
日当たりの良い岩場で、天気も良かった為、昼頃には岩が暖かくなってきて良い感じでした。

午後は5.7ぐらいの簡単なところをトップロープで何度か登ってから、リードの実践で「おたまじゃくし(5.6)」にトライ。
昼過ぎぐらいからまた寒くなってきて、寒さに震えながらのクライミングでしたが、なんとか一撃で登れました。

登っていない間はダウンを着ていたので寒さは平気でしたが、登るときはダウンを脱いでいたので尋常ではない寒さでした。
下半身は動きやすいようにスウェットでしたが、冷たい風をビュウビュウ通すので、防寒の役には全く立たず、
とりあえず次回までに、フリース等の着たまま登れる防寒着を買おうと思いました。



あと、今日の講習の中で、岩場で使われているボルトの種類について学びました。
名称は左から
・リングボルト(2つ)
・RCCボルト
・名称不明
・名称不明のアイボルト
・アルミ製ハンガーのカットアンカー
・オールアンカー
・カットアンカー
・グージョンボルト
・ケミカルボルト

強度的にはリングボルトが一番弱く、概ね右に行くほど強い順番になっています。
名称不明のものはクライミング用品ではなくホームセンターで売っている類のもの。

桃源郷エリアをぐるっと回ってみて、実際のルートのボルトを見てみましたが、
ボルトが錆びていたりするものも結構あって、実際に登るときはそういうところも見ながら、
墜落荷重がかかっても大丈夫なボルトかを判断しながら登るそうです。