三ツ峠山


2014年5月20日

会社の登山部で三ツ峠山に登ってきました。

今回のメンバーは、去年塔ノ岳で一緒だった若林と、
登山は今回が初めてのI崎さんと、 そしてT。

若林が前回の下山のときに膝を痛めて大変そうだったので、
なるべく下山が楽なコースにしようと思い、
三ツ峠駅から表登山道を登って、裏登山道から下りるコースにしました。
標準コースタイムでは登り4時間25分、下り1時間半のコースです。

三ツ峠駅を出てしばらくは道路歩きが続きますが、
途中に神鈴(しんれい)の滝というスポットがあり、
三ツ峠をバックに滝を撮影することができます。

奥の方の3つポコポコしている部分の、左側のポッコリが今回目指す山頂です。



駅を出てから1時間半ほどで達磨石に到着。
ここからようやく本格的な登山道に入ります。



途中に「股のぞき」という場所があり、
木の二俣になっている部分の間から富士山が見えるようになっています。



若林が股の間から撮影した写真がこれ。
ご丁寧に足場まで作られていますが、普通にもう少し右に立って見た方が富士山はよく見えます。



さらに登っていくと、八十八体の石仏がありました。
いつ頃からあるのか分かりませんが、かなり朽ちていて、
頭が無いものがけっこうたくさんあるのが怖いです。



石仏の辺りまではジグザグ道をひたすら登ってきましたが、
石仏を過ぎた辺りからは平坦な道になります。



マルチピッチのゲレンデとして有名な、屏風岩に到着。
クライマーさん達が登っていました。



屏風岩を過ぎると、頂上を目指して最後の登りが始まります。

ちょうど新緑の季節ということもあり、
けっこう色んな花が咲いていました。



スタートから4時間18分。ほとんどコースタイム通りで山頂に到着。

登っている途中では富士山がよく見えていたのですが、
山頂についたら雲ってしまっていました。
晴れていれば石碑の後ろに富士山がドーンと見えるはずだったのですが、
なかなかうまくいかないものです。

ちなみに、この日はこの後も何度も富士山を見ましたが、
ずっと雲から出たり隠れたりしていて、帰りの電車の中から見たときに、
ようやく完全な姿の富士山を見ることが出来ました。



山頂までは他の登山者とはほとんど会わなかったのですが、
山頂にはどんどん人が登ってきて混みあってきたので、
少し下ったところの四季楽園という山小屋の前でお昼を食べることにしました。

山頂直下はザラザラした急斜面になっていて、下りがなかなかキツイです。



四季楽園の前には100円で使えるベンチとテーブルがたくさんあり、
屏風岩の絶景を見ながら休憩ができます。

日和田山の岩場でも、初めて見たときはその大きさに驚いたものでしたが、
この屏風岩はまたスケールが違います。
大岩壁という言葉が相応しいですね。



自衛隊の人達が訓練で来ていて、迷彩服の人がたくさん居ました。


お昼ご飯を食べた後は、河口湖方面へ向かう裏登山道から下山しました。

裏登山道はジープでも通れるみたいで、道幅がかなり広く、
一定の傾斜の緩い斜面がずっと続いているので、ものすごく歩きやすいです。
下り始めて1時間ちょっとでバス停に着いたので、そこからタクシーを呼んで帰りました。

今回のルート

8:10 三ツ峠駅

9:32 達磨石

12:18 三ツ峠山

12:35〜13:30 四季楽園

14:40 三ツ峠登山口バス停